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MOVIE INFO 松田龍平 × 豊田監督、語る【後編】  PAGE : 1/2 >

『9souls』の9年振りの全国ロードショーを記念して行った、豊田監督×松田龍平さんスペシャルインタビュー後編!
後編では、お2人の素顔にも迫ります!

※前編はこちら>>


今回の作品:『9souls』

―豊田監督と松田さんは「監督」と「俳優」として、お互いのことを理解し合っていらっしゃるように見えますが、監督と俳優の関係性を他の何かに例えると何になりますか?

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豊田利晃監督(以下 豊田) そうですね…。わさびと醤油みたいなものですかね(笑)

松田龍平(以下 松田) 分かりづらいな(笑)

豊田 眼鏡とレンズみたいな(笑)…例えるのって難しいね。

松田 確かに。監督と俳優の関係性に例えられるようなものが、他にはあまり見つからないっていうことだと思います。日常の人間同士のつながりと大して変わらない気もするけど、お互いが支えあって作品を作っているという点から考えれば、人間同士のつながりとは違うものもあるでしょうね。

豊田 そうですね。上手い例えは浮かばないですけど、1つのものを一緒に作っている同志ですよね。それは監督と俳優だけではなくて、スタッフ全員にも言えることだと思うし、実際そうやってお互いに協力し合って映画を作っていると思うんです。1本映画を作ると、戦争をくぐり抜けた戦友同士みたいな感覚をお互いに共有できるようにはなりますよね。でも、俳優と監督なんで決して友達ではないですよ。緊張感がないと成り立たない関係ですからね。

松田 確かにそれは言えると思います。

豊田 でも龍平と僕は、黒澤明と三船敏郎みたいな関係だと思っているんですよ。だから、本当はもっと2人のコンビで映画をやりたいですからね。どうしてプロデューサーが動かないんだろうっていつも不思議に思っています。これは『ナインソウルズ』の前の『青い春』の頃からずっと思っているんです。

松田 ありがとうございます。嬉しいですね。

―お二人の関係性は、初めてタッグを組まれた『青い春』の頃と比べて変わってきていると思いますか?

豊田 僕はそんなに変ってないと思いますけどね。

松田 俺は変わってきていると思いますよ。初めて『青い春』をやった時は、俺はまだ18歳で、一緒に映画を作るという機会が無かったので、二人の関係が成立することは難しかったと思うんです。でも、今だったら映画とは全く関係ない話ができるっていう感じはありますよね。現場にいなくても関係が成り立つというか。

―そういったお二人の関係性以外でも、『ナインソウルズ』が公開された当時の9年前と変わったこと・変わらないことがあったら教えてください。

松田 多分変わっているとは思うんですけど、自分ではどこが変わったのか分からないですね。でも1つだけ言えるのは、9年前の映画を観たらそこには今とは違う自分が出ていて、それを客観的な視点で鑑賞することができるんですよね。そういう風に感じられるということは、ある意味で今と昔の自分は変わっているのかなって思うし、今考えていることとその時考えていたことも違うんだろうなと思います。
具体的に何が違っている、変わっているって言葉で表現することは難しいけど、ざっくりとした感覚で「変わっている」んだろうなって感じます。

豊田 なるほど。僕は基本的には龍平は何も変わっていないと思うんですけど、あの頃と違って経験を積んでいるので映画に対する取り組み方は変わってきたんじゃないかなと思いますね。以前にも増して、演技に対する姿勢がストレートになってきたので凄くやりやすいですね。余計な事とか抜きで作品にガーっと入ってきてくれるので面白いなと思っています。きっと本人に自覚はないと思うんですけど(笑)

松田 そうですかね(笑)ただ、良いものを作りたいっていう気持ちは今も昔も変わらないし、自分の言葉にちょっとずつ責任を持つことができるようになってきたとは思いますね。逆に昔は経験が無いから責任が持てないことが多かったですね。思っていたとしても「これは俺がやっていいのかな?やらない方がいいのかな?」って悩んでしまう部分があったりして。でも今はそういう部分に対しても少し踏み込むことが出来るようになってきたのかな、と思います。

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