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輝く女性の「私が社長になったわけ」 vol.11 有限会社イイコ代表取締役 横山貴子氏  PAGE : 1/3 >

「なぜ彼女は輝いているの?」
そんな疑問に答えるため、輝く女性社長に注目して「社長になったわけ」、つまり彼女たちのルーツを解き明かすことで、輝く秘訣を探っていく「女性道」探求企画です!

Today’s Guest

今回のゲストは、発酵食堂「豆種菌」をはじめ数多くの女性に支持される“美容と健康”にこだわった飲食店を展開する横山貴子さん。元工場という独創的な雰囲気を持つ「豆種菌」の店内で、ご自身のルーツから“リピーターをうみだす”その意外な仕掛けまでじっくりと伺ってきました。


プロフィール 画像

横山貴子 PROFILE

1963年9月17日生まれ。有限会社イイコ代表取締役
静岡県焼津市出身。30歳のときに起業を志し、3年で500万円の資金を貯め、「201号室」という隠れ家的な飲食店をオープン。この店が、リピーターを集め「続201号室」「村上製作所」「豚鍋研究室」など、その後の基盤となる。店名もユニークだが、看板を一切ださないという方針も独創的。2012年5月現在「Club 小羊」「月世界」「豆種菌」「中村玄」の4店舗を運営。7月には麻布十番で新店舗オープン予定。今年4月に「一般社団法人 日本発酵文化協会」を設立し、「豆種菌」をベースに発酵教室、発酵マイスター講座を開催してる。

有限会社イイコ公式ホームページ≫


ルーツは転校!?

─まずはご自身のルーツ、起業のきっかけについてお聞かせください。

横山 私は父親が銀行マンだった関係で転勤がめちゃくちゃ多い家庭に育ちました。小学校入るまでに3回、小学校で3回、中学校でも2回転校して、父親の脱サラをきっかけに東京に出てきてようやく落ち着いたのが中学3年生の時でした。そういう環境に育った影響なのか、社会人になってもそのまま何かちょっとつまらない事とか他にやりたい事が出来たらすぐにやめてしまい、結局社会人10年間で9回も転職を繰り返してしまいました(笑)

─10年間で9回?すごいですね。ちなみにどんな職種を経験されたんですか?

横山 一番多かったのはファッション関係ですね。アクセサリーだったりジュエリーだったり、最初に就職したのもそういった業種です。あとは小さな広告代理店だったり、水商売相手のビジネスもありましたし、不動産屋の秘書も経験しました。


バブルの頃の思い出とは…

インタビュー 画像

─不動産屋の秘書には意外な形で就職されたと伺いましたが?

横山 はい(笑)。ちょうどその頃バブル全盛期で、昼間はアクセサリー関係の仕事をしながら夜は新宿のクラブでアルバイトしていたんです。23歳ぐらいの時だったかな。そこに土地ころがしのオジサマとかが来るんですけど、その内の一人が『ウチで秘書でもやらないか?』と誘って下さって。秘書といっても名ばかりで電話番、毎週末のゴルフのために週3回は打ちっぱなし付き合わされたり、接待の時に着ていく服を一緒に買いに行ったり…そういう感じでしたね(笑)

─楽しそうですね(笑)

横山 とは言いつつ転職を繰り返している内に30歳が目前に迫ってきて、自分自身さすがにそろそろちゃんとしなきゃなって色々考え始めたんですよ。その時ふと気付いたのが『私は人に雇われる事に向いてない』って事。じゃあもう自分でやる(起業)しかないな、と。それが最初のきっかけですね。

─ある意味すごい決断ですね。ちなみにそれまで飲食業の経験はあったんですか?

横山 いえ、なかったです。学生時代に友達のお店をちょっと手伝ったぐらいで、ほぼ未経験でしたね。

─それにも関わらず『飲食』を選ばれた理由はなんだったですか?

横山 みんなでワイワイ飲んだり食べたりするのって楽しくないですか?私自身がそういう場がとても好きで、単純にそれが一番の理由ですね。

─なるほど。ご自身が楽しいと思う場所を、人に提供する側になってみたいと思われたと?

横山 いえ、正直言うとそこまで考えていた訳じゃなくて、その頃の状況を打破したいという想いの方が強かったですね(笑)とはいえ思ったからといってすぐに起業出来る訳もないので、それからの3年間はお金を貯める事に尽力しました。とにかくまとまったお金があれば何をするにも困らないなっていう想いがあったので。

─そして横山さんにとっての第1号店『201号室』を恵比寿に開店された訳ですが、名前の由来やコンセプトについてお聞かせください。

横山 名前については初めてだし何とつけていいのかわからなかったので、単純にその部屋の番号で付けちゃいました(笑)ただコンセプトとしては『自分が行きたいと思える店』というところにこだわって、それはその後のお店づくりでも一貫したテーマですね。

─いざ起業されて最初に苦労された事はなんでしょう?

横山 人間関係かな。自分自身、人に使われる事が苦手だっていう自覚はあったんですけど、起業をして実は使う方も苦手だったんだっていう事に気付いたんですよ(笑)飲食店で働いた経験もなかったし、最初に雇った料理人の方とは見事にぶつかってしまいましたね。



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