Home > MOVIE INFO,vol.39 > MOVIE INFO
MOVIE INFO 染谷将太が語る映画『ヒミズ』の愛  PAGE : 1/2 >

園子温×古谷実の強力なタッグで昨年から話題を呼んでいた映画『ヒミズ』が、いよいよ1月14日(土)より全国ロードショー開始!
今回は、本作でヴェネチア国際映画祭にて最優秀新人俳優賞を受賞した、染谷将太さんにDDが独占インタビュー!! 2012年最初にして、最高の感動作『ヒミズ』を女子的アングルから楽しむ見方とは…?!


今回の作品:『ヒミズ』

鬼才 園子温監督と『行け!稲中卓球部』の古谷実の強力タッグで日本国内だけでなく、世界中から注目を集めている映画『ヒミズ』。
園監督が挑んだ初の原作もの作品であることや、ヴェネチア国際映画祭にて主演の2人が最優秀新人俳優賞を受賞したこと。また撮影準備期間中に起きた東日本大震災を、ストーリー内に大胆に盛り込んだことなど、注目すべき内容が盛りだくさんの本作ですが、女子ならば作中を通じて感じられる「愛」というキーワードに注目して見てみるのもオススメ。

「恋」を飛び越えていきなり「愛」に…

―親からの愛を充分に受けずに育った主人公・住田。染谷さんから見た、住田にとってのヒロイン・茶沢の存在とは?

染谷 最初は一方通行でちょっとうざったく感じているような存在なんです。でも段々と茶沢の愛を感じるようになってきて、最終的には恋愛というより母性愛に変わっていくという感じがしました。包み込んでくれているような…不思議な感覚でしたね。

画像

―住田を演じている中で感じた茶沢の魅力は?

染谷 ものすごく愛を感じるシーンがあるんですけど、そこを演じながら今まで感じたことのないような愛情を感じたんです。そんな愛情を出せるということはとても魅力的ですよね。

―恋愛要素が入っていることで、この作品にどんな効果があると思いますか?

染谷 この作品は愛に溢れた映画。実は住田は「恋」をしている感覚は全然ないんです。茶沢は最初、住田に恋をしているんですけど、「恋」から「愛」に変わる。一方、住田は「恋」じゃなくて急に「愛」を感じるんです。「恋」を飛び越していきなり「愛」を感じているところが面白いですよね。これは僕も演じてみてわかった結果論なんです。
でも、住田は、茶沢が好きだけど、どう愛情表現をしたらいいかわからないという部分もあります。


台本にはなかった愛情表現のシーン

―どういう方法で愛情表現をするようにしたんですか?

染谷 あまり積極的に「愛情表現しよう」とはしませんでしたね。ただ、住田からの愛情が表現されているシーンとしては、急に住田が茶沢にキスをするシーンがあるんです。それは実は台本にはなくて、園さんと話をして「ここでしよう」ということになりました。「ここでしたら面白いかな」ってふわっと思った瞬間に、園さんが「してみるか」っておっしゃって、「今、僕もそう思ったんです」って。そういう風に作り上げられていったシーンも、作品内にはたくさんあります。

画像

―そういった園監督ならではのシーンに加え、原作とはひと味違う前向きさを感じましたが、意識した部分はありますか?

染谷 ラストが希望的なので、特に意識はしていなかったですが、自然とそこへ向かって行っていましたね。ラストに本当に集約されているので、そこで初めて明るさとか、希望が出せたと思います。

―ヴェネチア国際映画祭では「ガンバレ」コールが起きたそうですね。映画祭でその他に印象的だったエピソードはありますか?

染谷 レストランで『ヒミズ』関係者の皆さんと食事をしているときに、隣のテーブルの方々がザワザワし出しまして。僕らを見て「スミダ!スミダ!」っておっしゃるんですよ。イタリアの方だったかな?で、「スミダガンバレ!スミダガンバレ!」って言って「良かったよ」と声をかけてくださって。こんなに直接的に、しかも国外で「良かった」って声をかけてくださったのは初めてのことだったので、すごく嬉しかったですね。

NEXT>>

PAGE : 1 2

「SK2」 へのリンク
pairsバナー
究色タイツ特設サイト バナー
はじめようヨガライフ バナー