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森絵里香のBOOK EXPRESS vol.14 音楽×ミステリー!?『さよならドビュッシー』

本好きでも知られる森絵里香。今月のオススメ本はこちら!!!

『音楽とミステリー、2つの魅力にうっとりです!!』

『さよならドビュッシー』 カバー画像宝島社文庫『さよならドビュッシー』
宝島社『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
著者/中山七里(なかやま しちり)│宝島社│¥590(税込)

ERIKA’s DATA
音楽のとりこになる度   ★★★★★
泣ける度         ★★★★☆
迫力度          ★★★★★

突然ですが、皆さんはクラシック音楽を聞きますか?

私は元々音楽に詳しい方ではなく、ましてやクラシック音楽についての知識は皆無と言ってもいいほど!
と、こんな事を堂々と宣言するのも恥ずかしいですが…

ただ、そんな私でも『ちょっとクラシックのCD買ってみようかな』なんて思ってしまう位、魅せられた本が、今回ご紹介する中山七里さんの『さよならドビュッシー』。

ピアニストを目指す少女が火事で全身に大火傷を負い、それでもピアノに向き合っていくお話。
これだけ聞くと何だか感動ストーリーみたいですが…これは音楽ミステリー。
少女に莫大な遺産が残されている事や、少女の周りで起こる不可解な出来事と殺人事件など、様々な謎が物語を覆います。

音楽とミステリー。
2つのかけ離れた要素が、見事に混ぜ合わさっているのがこの本の魅力。
本を読んでいるのに、まるでCDを聞いている様な感覚。
聞いた事もないドビュッシーの音楽にぐいぐいと引っ張られていくように、気づいたら物語の中に引き込まれています。

そして、もう一つの魅力は主人公の少女。
全身大火傷を負い、松葉杖を使わなければ歩けず、声までガラガラになってしまって、
ピアノは5分弾くのが限界。
それでも彼女は凄く強い。冷静に自分の現状と周りを見ている。
同情をよせるのが恥ずかしくなる位、強く真摯な気持ちでピアノに向き合っていく姿には、鬼気迫るものがあり涙が出るのさえ忘れそうになります。

音楽、ミステリー、少女に対する羨望と蔑み、嫉妬と欲望、そして全てを包む感動…本当に沢山の要素が組み込まれているのに、こんなにも読みやすくて驚かされる本があるなんて!!

読み終わった時の感覚は、この興奮を味わった人にしかわからない!是非読んでみて下さい!
そして私が『クラシック音楽のCDを買おうかな』と思った気持ちに、是非とも共感してもらえたら嬉しいです☆

by 森絵里香

    ABOUT
    the
    BOOK

  • 『さよならドビュッシー』について
    森絵里香さんに質問
  • Q.読み終えるまでに
    かけた時間は?
  • A.1日
  • Q.この本をどんな人に
    オススメしたいですか?
  • A.怖いミステリーに飽きちゃった人
    音楽が好きな人
    ミステリーが好きな人
  • Q.もう一度読むとしたら
    どんな気分の時に読みたいですか?
  • A.最後にどんでん返しがあるので・・・
    ストーリーを忘れた頃に読みます(笑)
  • Q.読み終えたときの気分を
    漢字一文字に例えると…?
  • A.「音」
  • Q.泣けたページは?
  • A.P411
  • Q.キュンと来たページは?
  • A.P217
  • Q.心に残った一言は?
  • A.「さよなら、ドビュッシー」

森絵里香プロフィール

◆森絵里香プロフィール

2003年7月よりwith専属モデルとして活躍中。
彼女の上品で華やかなキャラクターは、幅広い年齢層からの人気を得ている。
雑誌の他、ブランドのイメージキャラクターやファッションショーなどでも活躍。

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