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輝く女性の「私が社長になったわけ」 vol.1 now fashion agency岩崎アキ子氏【後編】

人気モデル・加賀美セイラさんが所属するnow fashion agencyの会長、岩崎アキ子氏に聞く「私が社長になったわけ」後半です!
独立から起業当初のお話を伺った前半に続き、今回は岩崎氏の女性としてのモットーや社長の生き様が反映されたnow fashion agencyの意外な(!?)社訓などについてお話を伺います。

岩崎アキ子氏に聞く「私が社長になったわけ」 前編はこちら>>


プロフィール 画像

左:現社長 高田まなみ氏
右:岩崎アキ子氏

岩崎アキ子 PROFILE

東京生まれ。コマーシャル制作会社・モデルエージェンシー勤務を経て、1970年、株式会社ナウ・ファッション・エージェンシー設立。80年代以降は、世界の舞台で活躍する日本人モデルを育て、パリコレクションやバルセロナオリンピック開会式のステージに送りだした。愛犬はモモ。

now fashion agency公式WEBサイト
http://www.nowfashion.co.jp/

» 所属モデル・加賀美セイラDD独占インタビュー
「スタイル維持の秘訣は“食べること”!?」


男だろうと女だろうと、潔く生きたい

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─女性であることで得したことは?

岩崎 女性は女性であることだけで得だと私は思っています。特にファッション業界は性別関係なく基本の精神がフリーダムですから、女性ということがディスアドバンテージではないんですよね。逆に取引先の男性との商談ではこちらが女性だから喧嘩にならなかったのかしらって思うような場面も今思えば多々あります。私、はっきりモノを言うタイプなので。(笑)

─でも岩崎さんは口調が穏やかなので、はっきりモノを言うときでも表現の仕方が上手なのですね、きっと。

岩崎 いえいえ。昔、鷲尾いさ子のCM撮影をする時に製作関係者を怒ったことがありました。顔のアップのシーンを一番疲れている時間に撮影するようなスケジュールだったから「撮影される側の身になってください」って。でも、それ以来その方とは親友です(笑)。

─間違ったことをおっしゃっていないから、周囲もそれを受け入れられるし、それを乗り越えて仕事相手以上の関係になれるんですね。そんな岩崎さんのモットーを教えてください。

岩崎 「常に前向きであること」かしら。どんなに大変なことがあっても落ち込んでいることがあっても、朝の来ない夜はない、ということです。そういえば、苦しい時でも常に来年はこれをやろう!という目標をもっていました。だからこそ前を向いて頑張れてこられたのかもしれません。

─ちなみに、もし女性じゃなかったら?

岩崎 男性だったら???・・・プレイボーイになってたかナー?(笑)
でも半端はだめね。男性であっても女性であっても、自分に恥ずかしいと思う生き方はしたくないわ。昔から好き嫌いははっきりしていたので、自分の信じるものを大切にしたいです。あとね、同性から嫌われる生き方はいけないと思うわ。女性なら女を売るような生き方とか、媚を売るような姿勢は好きじゃないのです。潔く生きたいですね。そういえば、now fashion agencyの社訓は「酒はつがない」ですから。(笑)


ルックスは二の次

インタビュー 画像

─面白い社訓ですね。

岩崎 社訓といえば「素直な良い子はすぐ売れる」もnow fashion agencyの社訓の一つです。実はルックスは二の次なんです。むしろ内面からその人の可愛さが出ていたら女の子は輝きます。人間は40過ぎたら内面が顕著に顔に出てきますから。うちもみんながみんな美形というわけではないんですね。でも、表情が可愛いとか、内面から出る魅力があることが大事なんです。

─その40代に向かって、20代30代では何をしておくべきでしょうか?

岩崎 何をやるかはその人が選ぶ事。ただ、他人のせいにしないというのは大切だと思います。例えば「あれをやりたかったのに会社のせいでできなかった」とかではなく、やりたいことがあるなら障害があろうとも方法を見つければ良いのだから。

─たしかに最近は社会のせいとか時代のせいとか、人のせいにする風潮が強いですよね。

岩崎 自分の人生だもの、自分で責任持つように努めたいですよね。

─今までのお話を伺って、潔く前向きな岩崎さんが企業のトップになったのは、なるべくしてなったような気がしました!でも、もし社長じゃなかったら何をしたいですか?

岩崎 もし社長じゃなかったら、文化を支えるパトロンになりたいと思っています。
150人くらい入れる多目的ホールを経営して、そこでは映画・演劇・展覧会等ができて、若いクリエーターたちをバックアップしてあげたいのです。自分が信じたクリエーターにその場所を無償で提供していけたらと思っています。でも、それには莫大なお金がかかるから、今はお金を貯めています(笑)。

─すごいですね。「たられば」の話じゃなくて、未来に向かった目標ですか!

岩崎 あと将来やりたいことは、世界中を旅することですね。

─安定した会社を経営している今でも、まだまだ未来に向かって色々な目標を持つ姿勢は、とても前向きですね。


colum 彼女が輝いているわけ

今回のキーワード 潔く生きたい

岩崎氏の言う「潔さ」、それは自分自身に責任を持つこと。当たり前のようなことで、でもとても難しいことだと思います。
恥ずかしながら、私の場合、人に流されたり、時代に流されたりされたことが多々あります。今振り返っても「あれができなかったのは会社の判断だったから」とか、「タイミングが悪かったから」とか。
今回岩崎氏にお会いして、輝いている女性が持つ、ブレない強さを目の当たりにしました。やりたいことがあるならやる方法を探せばいい。タイミングじゃないと思うなら、好機を作り出すよう努力すればいい。そんなシンプルなこと、でも難しいことをやり遂げる大切さにあらためて気付かされました。
潔く生きる大切さ。自分に責任をもつ大切さ。輝く女性は、自分の言動に責任をもっている。その言動の積み重ねが輝きに繋がっているのですね。

ライター/中村未知子

中村未知子 PROFILE

東京生まれ。映像配給会社勤務を経て、2010年7月、カルチャヴィル合同会社設立。海外映像作品の買付・製作の業務を中心に行う傍ら、「Culture-Ville=文化が集まる村」として子供たちに様々な文化を体感できる機会を創るためのイベント事業も計画中。

http://culture-ville.s1.bindsite.jp/index.html


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